こんにちは!ゆうた先生(@yutasensei_edu)です!
今回は、特別支援学級ってどんなとこ?についてお話していきます!
よろしくお願いします!
1 特別支援学級の種類
まずは、特別支援学級の種類についてお話していきます!
特別支援学校とは違うのかしら?
特別支援学級の対象となる障害は、特別支援学校とは少し異なります。
特別支援学校について書いた記事はコチラ
特別支援学級は、通常の学校(障害のない子が通う学校)に設置されます。
- 弱視特別支援学級
- 難聴特別支援学級
- 知的障害特別支援学級
- 肢体不自由特別支援学級
- 病弱・身体虚弱特別支援学級
- 言語障害特別支援学級
- 自閉症・情緒障害特別支援学級
※学校によっては、「なかよし学級」という名前で設置している学級もあります。
2 どんな子が通うの?
続いて、どんな子が通うのかお話していきます。
特別支援学級には、比較的軽度の子どもが通います。
障害はあるけれど、特別支援学校へ行くほどの障害の程度ではない、という子どもです。
一緒に見ていきましょう!
※文科省で出されているものを、イメージしやすいよう言い換えています。
正式な文をチェックしたい方はコチラ↓
「文部科学省」障害のある児童生徒等に対する早期からの一貫した支援について(通知)
(1)知的障害
知的障害の遅れがあり、他人との意思疎通に軽い困難があって、日常生活を営むのに一部サポートが必要で、社会生活への適応が難しい子
(2)肢体不自由
補装具によっても歩行や筆記等日常生活での基本的な動きに軽い困難がある子
(3)病弱及び身体虚弱
慢性の呼吸器疾患、その他疾患の状態が持続的、または起こったりおさまったりを繰り返し、医療や生活の管理が必要な子
身体虚弱の状態が、持続的に生活の管理が必要な子
(4)弱視
メガネ、ルーペなどの拡大鏡等を使用しても通常の文字,図形等の認識が難しい子
(5)難聴
補聴器等を使用しても通常の会話等を聞き取ることが難しい子
(6)言語障害
口蓋裂、構音器官のまひ等、器質的又は機能的な構音障害のある子
吃音等、話し言葉におけるリズムの障害のある子
話す、聞く等、言語の基礎的な部分に発達の遅れがある子等
(7)自閉症・情緒障害
自閉症で、他人との意思疎通や対人関係の形成が難しい子
心理的な面で選択性かん黙等がある子で、社会生活への適応が難しい子
3 どんな授業を受けるの?
でも、特別支援学級の授業ってどんなことするんだろう?
基本的には、障害のない子たちと同じ内容を学んでいきます。
その中で、特に必要がある場合は、特別な教育課程(授業)を受けていきます。
特別支援学級は基本は固定級(基本は常に特別支援学級で過ごす)ですが、交流級も活用できます。
例えば、体育や音楽、図工は通常のクラスでみんなと一緒に授業を受け、国語と算数については特別支援学級のクラスで、支援級の先生の授業を受ける、といったようなものです。
学校の規模にもよりますが、交流級を活用しているところが比較的多いように感じます。
4 まとめ
この記事のまとめです!
○特別支援学級の種類
- 弱視特別支援学級
- 難聴特別支援学級
- 知的障害特別支援学級
- 肢体不自由特別支援学級
- 病弱・身体虚弱特別支援学級
- 言語障害特別支援学級
- 自閉症・情緒障害特別支援学級
○特別支援学級へ行く子の障害の程度
知的障害の遅れがあり、他人との意思疎通に軽い困難があって、日常生活を営むのに一部サポートが必要で、社会生活への適応が難しい子
補装具によっても歩行や筆記等日常生活での基本的な動きに軽い困難がある子
慢性の呼吸器疾患、その他疾患の状態が持続的、または起こったりおさまったりを繰り返し、医療や生活の管理が必要な子
身体虚弱の状態が、持続的に生活の管理が必要な子
メガネ、ルーペなどの拡大鏡等を使用しても通常の文字,図形等の認識が難しい子
補聴器等を使用しても通常の会話等を聞き取ることが難しい子
口蓋裂、構音器官のまひ等、器質的又は機能的な構音障害のある子
吃音等、話し言葉におけるリズムの障害のある子
話す、聞く等、言語の基礎的な部分に発達の遅れがある子等
自閉症で、他人との意思疎通や対人関係の形成が難しい子
心理的な面で選択性かん黙等がある子で、社会生活への適応が難しい子
5 おわりに
比較的障害が軽度の子は、特別支援学校へ行くのか、特別支援学級へ行くのかという選択をしていくことがあります。
これって非常に難しい選択だと思います。
例えば、特別支援学級へ行ったけれど、何年かして特別支援学校へ転校する、という可能性も十分にあります。(まれに逆もありますが)
そうしたことを見越して、特別支援学校へ初めから行くのか、それとも最初は特別支援学級で行くのか。(もちろんこのパターンは特別支援学校にぎりぎり行ける程度の、軽めの障害の子だと思います)
また、特別支援学級でも、知的の学級に行くのか、情緒の学級に行くのかという選択をするパターンなどもあります。
これは、特別支援学級の種類がいくつか設置されている場合の話ですね。
いずれにせよ、お母さんの選択の悩みは大きいと思います。そうした際は、複数の目で判断していくことをおすすめします。ぜひ、地域の市役所、児童発達支援センターの相談支援、教師、児童福祉に携わるスタッフの方々とたくさん相談をしながら、子どもにとってより良い選択をしてもらえたらと思います。
もし、あまり相談するところがないよ、とか、たくさん相談したけど、もう少し意見が聞きたい、などの思いがある方は、私Yuもご相談に乗らせていただきますので、ぜひご連絡ください!
次の記事もお楽しみに!
最後に、障害のことや子育てのことなど、何かお悩みのことがあれば、ぜひお気軽にご連絡ください!
話すだけでも気持ちが楽になることもありますので♪
大したことじゃないけど、、、
小さなことでも大丈夫です♪何でもご相談ください。
ご相談は、
- 下の欄に書いて送信
- 公式LINEから連絡(ゆうた先生のよくわかる特別支援教育)
- インスタグラムから連絡(ゆうた先生@特別支援教育)
- Twitterから連絡(ゆうた先生@特別支援教育)
どこからでも大丈夫です♪
いつでもご相談ください!