2026年9月27日(日)13:00〜14:00|無料|オンライン(Zoom)
〜ラポールから「この人なら大丈夫」を育てる〜
一生懸命に関わっているのに、声をかけてもなかなか届かない。
伝え方を工夫しても、子どもが反発したり、その場から離れたりしてしまう。
ほかの先生の話は聞けるのに、自分の声かけには応じてもらえない。
こうした場面に出会うと、「もっと上手に伝えなければ」「信頼関係ができていないのかもしれない」と悩むことがあります。
けれども、子どもが今どのように人と関わっているかは、その場の声かけだけで決まるものではありません。
これまで人と関わる中で積み重ねてきた経験や、今その人との間にある関係性、「失敗しても大丈夫」「困ったら助けてもらえる」と感じられるかどうかも影響します。
今回の講座では、ラポールを「言うことを聞いてもらうためのテクニック」として捉えません。
子どもが「この人なら大丈夫」「この人とならやってみよう」と思える経験を、日々の関わりの中でどのように積み重ねるかを考えます。
開催情報
13:00〜14:00
対象
- 保育士、幼稚園教諭
- 園、学校の先生や支援員
- 児童発達支援、放課後等デイサービス等の支援者
- 相談支援専門員
- 発達や子育てについて学びたい保護者
- 子どもの支援に関心のある方
Zoom URLは、お申し込みいただいた方へメールでご案内します。
※本講座は、個別の診断や治療を目的とするものではありません。子どもの姿を理解し、関わり方や環境を考えるための学びの場です。
※ご質問の際は、お子さんの氏名、園名・学校名、診断名など、個人が特定される情報の入力をお控えください。
このような先生・支援者におすすめです
- 子どもへ声をかけても、なかなか話を聞いてもらえないことがある
- 関わり方を工夫しているが、支援が届いていないように感じる
- 特定の大人に対して、反発や強い拒否が見られる
- 行動や気持ちの調整が難しい子への関わり方に悩んでいる
- 信頼関係やラポールを、具体的にどのように育てればよいか知りたい
- 子どもの過去の経験と今の行動のつながりを考えたい
- 家庭、園、学校、事業所で支援の視点を共有したい
「支援が届かない」は、誰かが悪いという話ではありません
支援がうまく届かないとき、それは先生や支援者の努力が足りないからとは限りません。
また、子どもが「わざと困らせようとしている」「言うことを聞く気がない」と決めつけることもできません。
同じ言葉でも、誰から、どのような場面で、どのような経験の積み重ねの中で伝えられたかによって、受け取りやすさが変わることがあります。
子どもと大人のどちらかを責めるのではなく、これまでの経験、今の関係性、これから積み重ねられる経験を整理することが、支援を見直す手がかりになります。
講座で考える3つの視点
1
これまでの経験
子どもがこれまで大人との関わりの中で、どのような経験をしてきたかを考えます。
失敗を繰り返した経験、強く注意された経験、自分の気持ちを理解してもらえなかった経験などが、今の反応に影響することがあります。
過去を否定せず、その経験が今の反応にどうつながっているかを丁寧に整理します。
2
今の関係性
子どもがその人をどのように捉えているか、困ったときに助けを求められるか、安心して失敗できるかという視点から、現在の関係性を整理します。
関係性は、単に「好きになってもらうこと」や「言うことを聞いてもらうこと」ではありません。
3
これから積み重ねる経験
日々の関わりの中で、新しい安心・成功・肯定的な経験をどのように積み重ねるかを考えます。
- 分かってもらえた
- 待ってもらえた
- 困ったときに助けてもらえた
- 一緒に取り組めた
- 失敗してもやり直せた
- 自分の力でできた
講座で持ち帰れること
- 子どもの行動を、過去の経験と今の関係性から整理する視点
- ラポールを、言うことを聞かせるための技術にしない考え方
- 「この人なら大丈夫」と思える経験を積み重ねるための関わり方
- 支援が届かないときに、誰かを責めずに見直すポイント
- 家庭、園、学校、事業所で共有できるケース整理の視点
講座の背景となる考え方
「分かっていること」と、「その場で気持ちや行動を調整し、実行できること」は同じではありません。
また、適切な伝え方をすれば、どの人からの支援でも同じように届くとは限りません。
子どもが安心して言葉を受け取り、「やってみよう」と思えるためには、伝え方や環境だけでなく、その人との間で積み重ねてきた経験や関係性も大切です。
今回の講座では、子どもの姿を表面的な行動だけで判断せず、行動の背景から明日の支援を考えます。
講師プロフィール

ゆうた先生(土屋勇太)
発達支援・特別支援教育の実践家
- 東京学芸大学大学院 特別支援教育専攻 修了
- 元特別支援学校教諭
- 株式会社THE SHIP 代表取締役
- 児童発達支援、放課後等デイサービスの運営
- 保育所等訪問支援を通した園・学校との連携
特別支援教育と発達支援の現場経験をもとに、子どもの行動の背景を整理し、家庭、園、学校、療育の現場で実践できる支援へつなげる活動を行っています。
「子どもの行動には理由がある」
「子ども理解を、明日の支援に変える」
という考えを大切に、ブログ、Instagram、オンライン講座等で発信しています。
よくあるご質問
Q.保護者も参加できますか?
A.はい。先生・支援者を中心とした内容ですが、発達や子育てについて学びたい保護者の方も参加できます。
Q.顔を出さなくても参加できますか?
A.はい。Zoomのカメラとマイクのオン・オフは自由です。
Q.Zoom URLはどのように届きますか?
A.申込時に入力されたメールアドレスへご案内します。
Q.講座中に質問できますか?
A.申込フォームに任意の質問欄があります。お子さんの氏名、園名、学校名、診断名など、個人が特定される情報は記載しないようお願いいたします。
Q.録画や資料は配布されますか?
A.申込後のご案内をご確認ください。
参加までの流れ
- 1申込フォームへ必要事項を入力
- 2案内メールでZoom URLを確認
- 32026年9月27日(日)13:00にZoomへ接続
これまでの月1無料オンライン講座
2026年4月25日開催
ことば・かんしゃく・切り替え
〜発達が気になる子の関わり方〜
2026年6月28日開催
困った行動を「支援のヒント」に変える3つの見方
〜診断名より先に、子どもの困りごとの背景を理解する〜
2026年7月26日開催
怒る・泣く・逃げる姿を「支援のヒント」に変える見立て方
〜かんしゃく・不安・集団に入りにくい姿の背景を見て、明日からの関わり方を考える〜
2026年8月23日開催
「何度言っても動かない」と感じたときに見直したい3つのこと
〜伝え方・見通し・環境を整えて、その子が「できる形」を考える〜
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